住宅ローンを支払っていた方が亡くなった場合
住宅ローンを返済中の方が亡くなられた場合、不動産とともに債務も引き継ぐのが原則になります。
しかし、多くの場合で、団体信用生命保険という保険を住宅ローン契約と同時に結んでいる場合がありますので、債務は
生命保険により完済されることになります。そして、抵当権の抹消手続きに関する書類の徴求をすることになります。
適用要件がありますので、住宅ローンの担当銀行にて問い合わせるのが確実です。
注意しなければならないのは、住宅金融支援機構の団信は、満80歳の誕生日の属する月の末日まで、死亡・高度障害になられた場合を保障することになりますので、80歳を超えて亡くなられた場合は、債務を相続人が承継することになります。
そのほか、事業用の借り入れについても、団体信用生命保険に加入していれば、債務は完済となります。
その辺の銀行との折衝もお任せいただければ、相続人様の協力のもと対応いたします。